HAMADOORI CIRCLE 2024 - Content -

浜通りを離れて暮らす方々とのつながりを写真を通じて可視化する

浜通りを離れて暮らす方々とのつながりを写真を通じて可視化する

福島県双葉郡で、新たな形で復興と人々の思い出を繋ぐプロジェクトが始まります。「NPO法人インビジブル」が手掛ける「私の思い出 - 物から語る私の人生 -」は、地域の住民が大切にしている物と共にポートレートを撮影し、それを浜通りの使われなくなった看板に展示することで、個々の物語を可視化し共有する取り組みです。今回は、このプロジェクトについて「NPO法人インビジブル」代表、林曉甫さんにお話を伺いました。

Share

あなたの事業内容は?

県内にある復興公営住宅を訪れそこで生活する人々に自身の大切なものを持ち寄ってもらい、その持ち寄ってもらったものと共にポートレート撮影をさせていただきます。そして撮影した写真を浜通りにある使われなくなった看板に展示するプロジェクトです。

 (1585)

始めたきっかけや想いは?

震災から10年以上が経った現在も様々な理由で浜通りを離れて暮らす人々と語らい、そして彼ら彼女らの姿をポートレート写真を撮影し展示することで、浜通りを離れて暮らす方々の今をこの場所で可視化させたいと思ったことがきっかけです。

事業と地域、どんな未来?

複合災害からの復興が続く中、大きな物語だけではなく、その地で生きている様々な人の個人の歴史や小さな物語に目を向けながら、今なおこの地を離れて暮らす人々とも緩やかなつながりを育みながらこの地の未来を考えていければと思っています。

<林さんから読者のみなさんへのメッセージ>
HAMADOORI CIRCLE 2024の期間中、浜通りの看板に掲示された人々の写真にぜひご注目ください。

「私の思い出 - 物から語る私の人生 -」イベント概要

【イベントタイトル】
私の思い出 - 物から語る私の人生 -

【開催日時】
9月25日(水) ~ 10月6日(日)

【場所】
福島県双葉郡大熊町野上秋葉台

【定員】
なし

【参加費】
無料

【詳細情報】
詳細はNPO法人インビジブルのページからご覧ください。
https://www.invisible.tokyo/portrait-project

 (1586)